2019年6月16日日曜日

『NuAns NEO [Reloaded]』が故障して、LINEモバイルの端末持込保証で『AQUOS sense2 SH-M08』に交換した話


久しぶりのブログ更新となります。

スマホ買い換えの検討という記事を2017年2月に書いたのですが、その当時、SIMフリーのスマホには、指紋認証+おサイフケータイ付というものがありませんでした。それが2017年6月に初めて発売されるとあって、事前予約して約5万円で購入したのが『NuAns NEO [Reloaded]』でした。

予約特典でスマホカバーもついてきて、自分としてはそれなりに満足はしていたものの、使いにくいところもあって、人にはあまりお勧めできないかなぁと思っているうちに、ブログの更新から遠ざかってしまいました。

購入から1年半が経過して慣れてきたところで、アスファルトに軽くスマホを落としてしまい、あっさりと液晶にヒビが入ってしまいました。マイナー機種のため、街中の修理屋では取り扱いの対象外で、公式サポートで修理したところ2万円以上かかかってしまいました。

その反省をいかして、修理完了後すぐにキャリアをLINEモバイルに切り替え、端末持込保証(月500円)というオプションに加入しました。

そこから約半年後の2019年4月に突然タッチパネルが反応しなくなりましたが、端末持込保証を活用したところ、LINEモバイルからすぐに貸出機の提供があり、その後、故障した『NuAns NEO [Reloaded]』を『AQUOS sense2 SH-M08』に交換してもらいました。

『NuAns NEO [Reloaded]』よりも『AQUOS sense2 SH-M08』のほうが断然使いやすく、追加費用4000円で交換してもらえたので本当にラッキーでした。

今回はそんな経緯をまとめてみました。
目次(この記事で伝えたいこと)
1.『NuAns NEO [Reloaded]』の良いところ、悪いところ。
2.『NuAns NEO [Reloaded]』を縦に落としたら、液晶にヒビが入った。修理に2万円ぐらいかかった。
3.モバイルSuicaは、インストールしないほうが良いと思う。チップに書き込まれてしまうため、自分では初期化ができず、アンインストールしても改札が反応してしまう。メーカーに依頼すると初期化に5000~7000円ぐらいかかる。修理の際には、おサイフケータイの初期化を伴うため、余計な費用がかかった。
4.『NuAns NEO [Reloaded]』はサポート体制が良くない。見積もり+修理で約3週間かかった。予備機の貸出に期待はできないので、旧端末にデータ移行して、急場をしのいだ。 ⇒ そこから、LINEモバイルの端末持込保証に加入した。毎月500円で、故障時に予備を貸出してくれて、プラス4000円で修理か交換をしてくれるオプション
5.『NuAns NEO [Reloaded]』を利用してから約2年で、突然、タッチパネルが全く反応しなくなった。私だけではなく、youtubeにも同じ事例の動画を挙げている人がいる。 ⇒ 今問題なくても、突然発生する可能性がある。LINEモバイルの端末持込保証の自然故障における保証対象期間は発売から3年。『NuAns NEO [Reloaded]』は2017年6月ごろ発売なので、あと1年ぐらいしか保証されないので、注意。
6.LINEモバイルの端末持込保証は、おすすめできる。『NuAns NEO [Reloaded]』の故障の連絡をしたら、翌日には貸出機が届き、故障した『NuAns NEO [Reloaded]』を送り、『AQUOS sense2 SH-M08』に交換してもらえた。『NuAns NEO [Reloaded]』より『AQUOS sense2 SH-M08』のほうが断然使いやすい。
■機種比較
 


1.『NuAns NEO [Reloaded]』の良いところ、悪いところ。

こちらの記事が参考になります。
NuAns NEO Reloadedの性能評価と評判+購入後の詳細レビュー
 https://kakuyasu-sim.jp/nuans-neo-reloaded
私としても、「指紋認証、おサイフケータイ、USB Type-Cで充電が早い、バッテリーが長持ちする」といったことにメリットを感じていましたが、スマホ自体が分厚くて振動が弱く、通知LEDもほぼ機能していないので、着信に気付けないことがデメリットでした。

そして後述しますが、サポート体制がよくないことが致命的だと思います。

なお、通知については、スマートウォッチと連携させて、着信に気付けるように対処していました。
⇒ スマートウォッチについては別記事にまとめます。


2.『NuAns NEO [Reloaded]』を縦に落としたら、液晶にヒビが入った。修理に2万円ぐらいかかった。


購入後、1年半ほど経った2018年夏にアスファルトに軽くスマホを落としてしまったところ、あっさりと液晶にヒビが入ってしまいました。割れたとは思っておらず、しばらくしてから気付いたのでちょっとショックでした。縦に落としたのが原因のようです。(このスマホは縦の衝撃に弱いようです。)

液晶を交換するために、街中の修理ショップの情報を調べましたが、『NuAns NEO [Reloaded]』は修理対象外となっており、ネットショップで確認しても交換パーツが流通していないために、7万円ぐらいかかるという回答がありました

正規サポートセンターに連絡をして終了をしてもらいましたが、修理代+発送代が約15000円、おサイフケータイの初期化代が約5000円で2万円Overという金額でした。


3.モバイルSuicaは、インストールしないほうが良いと思う。チップに書き込まれてしまうため、自分では初期化ができず、アンインストールしても改札が反応してしまう。メーカーに依頼すると初期化に5000~7000円ぐらいかかる。修理の際には、おサイフケータイの初期化を伴うため、余計な費用がかかった。


おサイフケータイの初期化はWaon、Nanaco、Edyは自分でできますが、モバイルSuicaは一度インストールしてしまうとFelicaチップに書き込まれてしまうため、自分では初期化ができず、改札も反応してしまいます。

SIMフリー端末の修理の際は、おサイフケータイの初期化が必要となり、『NuAns NEO [Reloaded]』では5000円かかりました。
※なお、docomoスマホの場合は、docomoショップでは専用機器があって、そこで自分で無料で初期化できます。

これ以降、私はモバイルSuicaはインストールせず、物理的なSuicaカードを使うことにしており、Waon、Nanaco、Edyはおサイフケータイで利用しています。


4.『NuAns NEO [Reloaded]』はサポート体制が良くない。見積もり+修理で約3週間かかった。予備機の貸出に期待はできないので、旧端末にデータ移行して、急場をしのいだ。 ⇒ そこから、LINEモバイルの端末持込保証に加入した。毎月500円で、故障時に予備機を貸出してくれて、プラス4000円で修理か交換をしてくれるオプション


kakaku.comの掲示板にも書かれていますが、『NuAns NEO [Reloaded]』を扱うトリニティのサポート体制が良くないです。
まず、液晶画面の修理には、故障機を送ってから見積もりに1週間、修理には10日間(7営業日)で約3週間かかりました。
その間の予備機の貸出に期待はできないので、たまたま持っていた自分の旧スマホにデータを移行して、急場をしのぎました。

修理代に2万円以上かかるという見積もりがでたときに、買い替えようかとも思ったのですが、LINEモバイルの端末持込保証というオプションサービスがあることを知って、次に壊れたときに利用できるように、修理後すぐにDMMモバイルからLINEモバイルに乗り換えをして、端末持込保証にも加入しました。
端末持込保証は、毎月500円で、故障時に予備機を貸出してくれて、プラス4000円で修理か交換をしてくれるオプションです。

ちなみに次の理由からもLINEモバイルに切り替えて正解でした。
・SNSカウントフリーで、LINEやTwitterのデータ通信料がかからないため、3GBの契約でも足りる
・LINEモバイルを複数名で加入すれば、家族で余ったデータをわけあえる。毎月のデータ通信の確認がLINE上でできて便利
・dmmモバイルよりちょっと早くなった気がする(LINEモバイルはソフトバンクグループ配下となったため、ソフトバンク回線がおすすめ)
・『NuAns NEO [Reloaded]』はマイクロSimサイズだが、今後の機種変更に備えて、ナノsim+Simアダプター(500円ぐらい)で契約した
・amazonで乗り換えサポートが500~600円ぐらいで販売されており、これを購入すると3000円の事務手数料がかからない。

5.『NuAns NEO [Reloaded]』を利用してから約2年で、突然、タッチパネルが全く反応しなくなった。私だけではなく、youtubeにも同じ事例の動画を挙げている人がいる。 ⇒ 今問題なくても、突然発生する可能性がある。LINEモバイルの端末持込保証の自然故障における保証期間は発売から3年。『NuAns NEO [Reloaded]』は2017年6月ごろ発売なので、あと1年ぐらいしか保証されないので、注意。


液晶を修理して、LINEモバイルの端末持込保証に加入してから、約半年を経過した2019年の4月に、『NuAns NEO [Reloaded]』のタッチパネルがまったく反応しなくなりました。
予兆はなく、思い当たるような衝撃もあたえておらず、それは突然起こりました。
youtubeにも同じ事例の動画を挙げている人がおり、この機種に内在する時限装置のようなリスクかもしれません。


指紋認証は反応していたので、ロック解除はできていたものの、再起動をしたら、指紋認証とは別にタッチパネル操作を伴う認証も必要となり、何もできない状態になりました。
電源ボタンとボリュームの下ボタンを同時に10〜20秒程度押しっぱなしにする強制的な再起動をしたら、一時的になんとか復活したので、[Vysor]というPCからスマホを操作できるツールやスマホにマウスをつなげられる設定をして、急場はしのげました。



LINEモバイルの端末持込保証における自然故障の対象期間は発売から3年のものです。『NuAns NEO [Reloaded]』は2017年6月ごろ発売なので、あと1年ぐらいしか保証されないので、ご注意ください。



■LINEモバイルの端末持込保証について
https://kakuyasusumaho-manual.com/sim/line/line-security-service-simfree/#i-11
「持込端末保証」はLINEモバイルで購入したスマホが対象ではありません。利用者がLINEモバイル以外で購入・調達した端末が対象となります
申込
LINEモバイルの「持込端末保証」は、SIMの契約時にのみ加入することができます。
SIM契約後にオプション追加として「持込端末保証」を申込むことはできません。
保証サービスの免責期間
「持込端末保証」へ加入すると、すぐに保証サービスを利用できるわけではありません。一定の条件で「免責期間」という、サービスを利用できない期間があります。
新たにサービス加入した翌月1日から保証が開始されます。通常、「持込端末保証サービス」はSIM契約と同時加入しかできませんから、加入月は保証サービスが受けられない、ということになります。
保証可能端末の保証期間と保証登録端末
「自然故障」における保証可能端末は先に述べたように、発売からほぼ3年間に規定されており、保証期間をすぎた端末は保証サービスを受けられません。
一方で、保証登録端末が保証期間を過ぎたからと言って、自動的に保証登録が解除されたり、サービスが自動解約されたりすることはありません。
保証期間と登録端末の管理はご自身で把握して、正しく保証が受けられる端末を登録しておく必要があります。






6.LINEモバイルの端末持込保証は、おすすめできる。『NuAns NEO [Reloaded]』の故障の連絡をしたら、翌日には貸出機が届き、故障した『NuAns NEO [Reloaded]』を送り、『AQUOS sense2 SH-M08』に交換してもらえた。『NuAns NEO [Reloaded]』より『AQUOS sense2 SH-M08』のほうが断然使いやすい。


結果的に、LINEモバイルの端末持込保証に加入して正解でした。

『NuAns NEO [Reloaded]』の故障の連絡をしたら、翌日には貸出機(Arrows M03)が届いたので、『NuAns NEO [Reloaded]』からおサイフケータイのデータや写真や連絡先などの情報を移行することができました。
そのときの『NuAns NEO [Reloaded]』の操作は、マウスを接続して行っていたので、貸出機がすぐに届かなければ、かなり厳しい状況でした。

その後、故障した『NuAns NEO [Reloaded]』を送ったところ、修理不可と判定されました。こちらの希望として、おサイフケータイで指紋認証相当の機能があるものとお伝えしていたので、交換候補として、『AQUOS sense2 SH-M08』の確認の連絡があり、同意するとすぐに交換してもらえました。

そして、貸出機(Arrows M03)から『AQUOS sense2 SH-M08』にデータを移行して、貸出機(Arrows M03)を返却しました。
故障してから『AQUOS sense2 SH-M08』が届くまでに1週間以内とかなり早い対応をしてもらえました。
貸出機もあったので特に困ることはありませんでした。

端末持込保証に加入してから月額500円を半年間+今回の修理交換の追加費用が4000円でしたので、計1万円で『AQUOS sense2 SH-M08』に交換してもらえました。
『NuAns NEO [Reloaded]』と性能は同等で、『AQUOS sense2 SH-M08』のほうが断然使いやすいので、ラッキーでした。


最後に


トリニティという会社のベンチャー企業の精神は高く評価できますし、『NuAns NEO [Reloaded]』はとても楽しい機種でしたが、サポートの面では大手にはかなわないといった印象を持ちました。
不足してるサポート面はSIMフリーキャリアのオプションで補完するのが良いと思います。
(私としては、2020年5月末までに自然故障して、別の同等機種に交換してもらったほうが良いと思っています)


読みにくい文章ですみません。要点だけでも伝われば幸いです。